| 2004年暮れ地方競馬場をめぐる旅 | |
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列車で地方競馬場をまわりながら、帰省しようというこの企画。3回シリーズの第1弾は岩手県水沢市の水沢競馬場だ。岩手競馬といえば、トウケイニセイ(盛岡所属)やメイセイオペラで全国的に有名である。しかも岩手はチャグチャグ馬コに代表されるように、馬文化の先進地域だ。期待に胸を躍らせながら、競馬場へと向かう。
○歩いて競馬場へ
競馬場へのアクセスは、東北本線水沢駅からバス、タクシー、もしくは東北新幹線水沢江刺駅からタクシーを使うのが一般的。開催日には水沢駅から無料バスも出ているので、ぜひ利用すべきだろう。ただし今回は午後からの参戦ということで、無料バスがない。普通のバスやタクシーでは金がかかる。ということで、降りしきる雪の中、とぼとぼと歩くことにする。国道397号を延々と歩き、橋の手前で看板に従って右折。厩舎村や職員宿舎の間を抜けて、入場門に向かう。正門前の通りの壁には地元中学生(小学生かも)が描いた馬の絵がずらり。いやがうえにも地方に来たんだなあ、という気分が盛り上がる。そうこうするうちに、入場門に到着。駅からの所要時間は40分ほど。晴れていればもう少し早く到着し、ちょうど良い運動になると思う。が、雪や雨の日にはバス、タクシーがおすすめ。歩くとちょっと後悔するかも。 ○競馬場内を歩く 入場門をくぐって始めに見えるほうの建物が、メインスタンドである。とりたてて特徴のない普通のスタンドだ。特別観覧席のほうはガラス張りになっているが、一般席のほうは吹きっさらしでなかなか寒い。コースを見るとすでに第7Rは締め切られ、馬たちが輪乗りを行っている。前日、地方競馬公式HPの情報を元に予想はしてあったのだが、とりあえずはおとなしく観戦。 1周1200m、直線200mと非常に小回りで平坦。当然スタートから鞭が乱れ飛ぶ激しい展開が繰り広げられる。結果は、見事にはずれ。良かった、間に合わなくて。これはどうせ外れるから買わなくていいよ、という神の思し召しだ。ほっと胸をなでおろしつつ、門の反対方向へと歩いていくと、何やら立派な建物を発見。さっそく中に入ってみる。 ○場内に場外馬券売り場が 扉を開けてびっくり。人で埋め尽くされている。さっきまでのスタンドは割と閑散としてて、水沢も大変なんだなあと思っていたが、こっちは物凄い賑わい。馬券発売所の奥には巨大スクリーンが設置され、その前にはシートが何百席と並んでいる。映画館もびっくりのスケールだ。しかも、全然寒くない。こっちに腰を落ち着けて予想し、レースの時にだけ見に行くのが吉だろう。レースすらもこっちの大画面で見る手もあるが、それでは味気ないので。 ちなみに、この建物はテレトラックという名前の場外馬券売り場らしい。そういえば、この日行われた大井の東京大賞典の馬券も売っていた。それにしても豪華な施設だ。さすがは、岩手競馬。ぜひとも今度はOROパーク盛岡競馬場の設備も拝んでみたい。 ○馬券は100円単位からの良心価格 食事は、大衆食堂的な雰囲気にあふれた店が軒を連ねる食堂街でとれる。この雰囲気をさらに盛り上げるのが、食堂のおばちゃんの「モツ煮込み、350まんえん」の声。地元誌によればこの人は、知る人ぞ知る水沢競馬場の名物おばちゃんらしい。そりゃ名物にもなるだろうなと思いつつ購入した焼きおにぎりは、300万円。 ということで、第1日目は終了。明日は南下して、宇都宮競馬場に赴く予定だ。馬券の話題が全く出てこないのは、もちろん負けたからである。 |